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作品の中には、同じ枠組みのもとで何本も作られているものがあります。番号が振られていたり、共通の名前が付いていたりするものです。この記事では、この「シリーズ」という単位の扱い方を整理します。
シリーズとは何をまとめた単位か
企画の枠組みが同じもの
シリーズは、内容そのものが続いているというより、企画の枠組みが同じものの集まりです。設定や進行の型が共通していて、出演者が入れ替わりながら続いていく形が多く見られます。
つまり、1本目と2本目に物語のつながりがあるとは限りません。ここが、物語が続く作品の続編とは違うところです。
制作元の中で続く
シリーズは、多くの場合、同じ制作元の中で続きます。したがって、シリーズをたどることは、その制作元をたどることとほぼ同じ意味になります。制作元の軸については、当サイトの別の記事で扱っています。
見分け方
共通の名前が付いている
いちばん分かりやすいのは、作品名に共通の部分があることです。この共通部分が、そのシリーズの名前になっています。
番号が振られている
番号が振られている場合、そのシリーズが何本目まで続いているのかが分かります。ただし、番号は通し番号とは限らず、途中で振り直されることもあります。番号の連続性を前提にしすぎないでください。
情報欄にシリーズ名がある
作品の情報欄に、シリーズの名前が独立した項目として記載されていることがあります。ここから、同じシリーズの一覧へ移動できる場合があります。もっとも確実なのはこの経路です。
シリーズから出演者をたどる
枠組みが合えば、出ている人も合いやすい
ある企画の枠組みが自分に合うのであれば、そのシリーズに出ている人は、少なくともその枠組みの中では合う可能性があります。ジャンルで絞るより、企画の粒度が細かいぶん、精度は高くなります。
1本ごとに出演者が違う
シリーズは出演者が入れ替わりながら続くことが多いため、一覧をたどると、そのつど別の人に出会えます。知らない人を見つけるという意味では、効率のよい経路です。
そこから人の一覧へ戻る
気になる人が見つかったら、その人の一覧へ移動して全体を確かめてください。シリーズで見た印象が、その人の中心とは限りません。この確認は、傾向の数え方を扱った記事の考え方と同じです。
シリーズという単位の限界
途中で作りが変わる
長く続くシリーズほど、途中で作りが変わります。初期と後期でまったく印象が違うということもあります。シリーズ名だけで内容を決めつけないでください。
止まったものと続いているものが混在する
一覧に並んでいるシリーズには、今も続いているものと、しばらく新作が出ていないものが混ざっています。最後の作品の時期を見れば、おおよその見当はつきます。
すべての作品がシリーズに属するわけではない
単独で作られる作品も多くあります。シリーズという軸だけで探すと、それらは見えません。他の軸と併用してください。
番号と時期のずれ
番号順と公開順が一致しないことがある
番号が振られていても、公開の順番と番号の順番がずれることがあります。並べ替えるときは、番号ではなく日付を基準にしたほうが実態に近くなります。
日付にも2種類ある
作品の日付には、発売日と配信日があり、この二つがずれることがあります。この点は当サイトの別の記事で扱っています。並べ替えの基準がどちらなのかを確かめてください。
当サイトの扱い方
当サイトは、配信元がシリーズとして扱っているまとまりを、そのまま扱います。当サイトが独自にシリーズを定義したり、複数のシリーズを統合したりすることはしません。
また、シリーズの人気や評価を順位で示すことはしません。順位を示すには集計の根拠が要り、その根拠を持っていないためです。
まとめ
- シリーズは物語の続きではなく、企画の枠組みが同じものの集まり
- 多くは同じ制作元の中で続く
- 共通の作品名、番号、情報欄のシリーズ名から見分けられる
- 出演者が入れ替わるため、知らない人を見つける経路として使える
- 長いシリーズほど途中で作りが変わる。名前で決めつけない
- 番号順と公開順はずれることがある。並べ替えは日付を基準にする
シリーズを、探す道具として使う
ジャンルより細かく、制作元より具体的
ジャンルは幅が広く、制作元は幅がありすぎることがあります。シリーズはその中間で、企画の枠組みという具体的な単位です。好みが「ジャンル名では言い表せないが、あの企画は合う」という形になっている人には、いちばんかみ合う軸になります。
1本気に入ったら、前後をたどる
気に入った作品がシリーズの一部なら、その前後をたどるのがもっとも効率的です。枠組みが同じである以上、外れる確率は他の探し方より低くなります。ここで出会った知らない人を、人の一覧へたどって確かめる、という流れが作れます。
合わなかったシリーズも記録する
合わなかったシリーズを覚えておくと、次に似た企画を見たときに判断が早くなります。シリーズは枠組みが明確なぶん、合う・合わないの判断が安定します。除外条件として使いやすい軸です。
シリーズをたどるときの注意
本数が多いシリーズは、時期で区切る
長く続いているシリーズは本数が多く、上から順に見ても全体像がつかめません。時期で区切って、まず1年ぶんだけ見る、といった区切り方をしてください。初期と後期で作りが変わっている場合、この区切りがそのまま違いとして見えます。
同名の別シリーズがあることもある
似た名前の別のシリーズが存在することがあります。作品名の共通部分だけで検索すると、混ざって出てきます。情報欄のシリーズ名から一覧へ移動できる場合は、そちらを使うほうが確実です。
シリーズ名が付いていない作品もある
枠組みとしては続いているのに、シリーズ名が情報欄に登録されていないこともあります。この場合、シリーズという軸からは追えません。制作元の軸に切り替えてください。
この記事の要点をもう一度
シリーズは、物語の続きではなく企画の枠組みが同じものの集まりです。ジャンルより細かく、制作元より具体的な単位なので、好みが企画の形で決まっている人にはいちばんかみ合います。
一方で、長く続くシリーズほど途中で作りが変わり、番号と公開順もずれます。名前だけで内容を決めつけず、日付を基準に並べ替えて、時期で区切って見る。この手順を挟むだけで、扱いやすさがかなり変わります。
最後に補足すると、シリーズという軸は、知らない人に出会うための経路としても優秀です。出演者が入れ替わりながら続く形が多いため、一覧をたどるだけで新しい名前が次々に出てきます。人の一覧から人へ移るより、間に企画という共通点が挟まっているぶん、外れにくいのが利点です。
よくある質問
シリーズの1本目から見たほうがいいですか
物語が続いているわけではないので、どこから見ても構いません。ただ、初期と後期で作りが変わっていることがあるため、気に入った1本の前後を見るのが分かりやすい進め方です。
シリーズの一覧は、どこで見られますか
作品の情報欄にシリーズ名が独立して記載されている場合、そこから一覧へ移動できることがあります。記載がない場合は、作品名の共通部分で検索する方法があります。
当サイトはシリーズの順位を出しますか
出す場合は、集計の対象と期間、どこの数字なのかを併記します。根拠を書けない順位は載せません。


